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NANBU→ICHINOHE
today 31km (total 471km)

こんばんは!

今日は青森から岩手に到達したのですが、
新聞の力、さすがですね!
今朝の東奥日報さんの朝刊に掲載されたおかげで、道中話しかけられることが増えました!

そして南部町で、僕を見た瞬間、すごい勢いで近付いてくるおばあちゃんが!
ずっと来るのを待ってたんだと
強引にどこかに連れていかれます

そこが、馬暦神社というところ

なんでも、1725年に、オランダからでっかい馬が贈られてきて、それが馬の産地であるこの南部町に種馬として連れてこられたとか。
しかし、残念なことにその馬はあまり子供を作れないまま、若くして死んでしまったということ。
ただ、当時の人たちにはこの大きな馬がやはり相当な衝撃だったようで、
このお馬のお墓に毎日大勢の人がお参りにくるようになり、やがて馬の神として祀られるようになり、この馬暦神社となったようです。
この記録が、外国から来た馬としては、現存する中で最も古いそうです。

おばあちゃんと一緒に馬の神様に旅の無事をお祈りしました。

それからおばあちゃんの家にまた強引に連れて行かれるのですが、
道中、突然おばあちゃんがポロポロと泣き出しました。
えっ、えっ、と戸惑っていると、ゆっくりと話してくれました。

このおばあちゃんの家は、もともと馬の生産をしていたらしく、
子供の頃、それはそれは立派な馬がいたそうです。
そして、お父さんが戦争に行くことになり、その馬も連れていったそうです。
そして中国でその馬ごと銃で撃ち抜かれ、帰らぬ人になったのだとか…
お父さんが戦争に行ったのが、ちょうど僕と同じくらいの歳で、
馬に乗る僕を見て、お父さんと重なったそうです。
ちょうど戦争に出発するときの写真があり、見せてもらうと確かにけっこう僕に似ている。。
立ち去る僕を、見えなくなるまで手を振っておくりだしてくれました。
僕は絶対に無事に旅を終えて、おばあちゃんに手紙を出そう。
どうかお元気で。

さてその後は、国道からそれて、さすがは青森といったリンゴ畑の中を歩きました!

青い空、緑の木々、赤いリンゴ、絵の具で絵を描きたくなる景色でした
リンゴの差し入れもたくさんいただけるのですが、
残念ながら、みっちーがちょびっとかじって遊ぶ程度で、二頭とも食べてくれません。
にんじんのようにそのうち食べるようになるのかな?
とりあえず僕ができる限り食しました。

そして、今日は野宿予定だったので、のんびりと、話しかけられればできるだけじっくり対応させてもらいました!
やっぱりこんな感じで歩いていきたいなぁ
はじめは怖がっていた小さな女の子が、立ち去るときにはゆっきーにぴったりくっついて離れなかったのが、すごく可愛くて、嬉しかったです。

ということで順調に岩手県にやってきました!

青森が終わってしまったので、ここで触れておかなければならないですね。
青森には、南部馬と寒立馬(かんだちめ)という馬がいます(いました)。
函館のあたりから、色んな方にこの二種類の馬のこと、特に南部馬について、尋ねてきました。
しかし南部馬についてまとめると、在来馬の歴史について触れなければならず、とても長くなるので、今回は簡単にだけ。

南部馬とは、今朝までいた南部町や十和田なんかもひっくるめた南部地方にいた馬です。
残念ながら、明治初期に最後の一頭が死んでしまいました。
道産子など現存する在来馬より、一回り以上大きかったそうです。
性格も大人しく、貴族の憧れだったとか。
乗ってみたかった…

寒立馬は、下北半島の尻屋崎にいる野生(といっていいでしょう)の馬です。
これはこの地域に放牧されている馬全てを指し、特に血統的な意味での種類ではないです。
血統としてもブルトンやペルシュロンなど洋種の血は確実に入っていて、在来馬とは違います。
この名前も、最近(昭和40年頃)この地域の中学校の校長が俳句か何かで「~~、~~~、寒立馬」と詠んでからだそうです。
せっかくなので会いに行きたく、函館から大間の方にフェリーで行きたかったのですが、そっちに行く家畜車なんてなく、諦めました。
あと、体も大きい、野生の馬なので、道産子なんて連れていったら殺されてしまうかも…!とも思いました

ということで簡単に日本の馬レポートでした

今日は一戸の人里で野宿しています!クマがでる可能性も少なそうで、安心して眠れそうです。

では!
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2014.09.20 Sat l 日本縦断 @東北 l コメント (8) トラックバック (0) l top

コメント

りんごが嫌い?
東奥日報の記事・動画も拝見しました。こちらではりんごは高いのに、もったいないなあ( ^^) _U~~
馬のレポート、おばあちゃんとの心温まるエピソードもありがとうございます。これからまた峠越えでしょうか? お気をつけて!
2014.09.20 Sat l よしだくみこ. URL l 編集
No title
野宿が続くそうですね。

体調に気をつけてください。

みっちーとゆっきーはやっぱりりんごよりニンジンなのですね(*´▽`*)
2014.09.20 Sat l beautiful horse. URL l 編集
No title
眠れてますかね…? 大丈夫ですか? もう 夜中は かなり寒く…北海道では 10℃ないですよ…あまり 荷物も持てないですよね。かわいそー。 っか 馬は寒さには大丈夫なんでしょうか…?!体調崩さないで下さいね。 

2014.09.21 Sun l チビワン. URL l 編集
雨ニモマケズ
宮沢賢治さんが生きていたら、こんな青年にあこがれたかもしれないですね~。
日々、消費カロリー半端じゃないと思うので、いっぱい食べてくださいね(^.^)/~~~
2014.09.21 Sun l ゆきママ. URL l 編集
No title
いい出会いでしたね。
今後もたくさん素敵な出会いがありますように!

都会に住んでいると
クマよりも人間が怖いと思うこともありますが
充分にお気をつけて先に進んでくださいね。
2014.09.21 Sun l 心配性のオバサン. URL l 編集
りんご食べない?
うちの馬はりんご大好物です。
そうそうはあげられませんが。
大型種の輸入、軍馬としての徴用など馬の歴史を
当事者の方から聞けるとはすばらしい。
引き続きお気をつけて。
2014.09.21 Sun l saku. URL l 編集
軍馬に興味を持つ者です。このような出会いの話に感動しました。いろいろな歴史を知ることができて勉強になります!
南部馬はドサンコの先祖でもありますね。在来馬にすべて会うのが私の夢でもあります。どうぞお気をつけて旅を続けてください。
寒立馬たちはとてもおとなしいので、またのチャンスに尻屋崎にぜひ訪れてみてくださいね~。
2014.09.21 Sun l ゆか. URL l 編集
No title
きょうのレポートは特に読み応えがありました。
「はじめは怖がっていた小さな女の子が、立ち去るときにはゆっきーにぴったりくっついて離れなかったのが、すごく可愛くて、嬉しかったです。」のくだりがいいですねえ。
2014.09.21 Sun l 焼酎学生. URL l 編集

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