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住田(SUMITA)→陸前高田(RIKUZENTAKATA)
today 23km (total 666km)

こんばんは!

野宿した住田の川のそばでは、朝から近所のおじさんおばさんがたくさん集まってくれて、
盛大に見送ってもらいました!
そのままおっちゃんが地図にも載ってない山の中の道を案内してくれました!
定年してすぐくらいかな?と思ってたら78歳!!おじいちゃんでした!
一時間近く一緒に歩いてくれました

そこから気仙川沿いを歩いて下っていきます

いい天気です!

12時頃、河原で昼休憩をしていると、通りがかったおっちゃんが話しかけてくれました

このように、ほんとにのどかな風景でしたが、
実はここも完全に津波にのまれた所らしいです。
もうそんな河口付近まで来ていたのかとびっくりしました
が、地図で見ても河口はまだまだ先。
改めて東日本大震災の津波の大きさに愕然としました。
そして、震災直後、このあたりは瓦礫と死体しかなかったのだと教えてくれました。
陸前高田市の震災による死者、行方不明者数1778人。
このおっちゃんの従兄弟、親戚もみんな亡くなったそうです。
ただ、こんな話を、おっちゃんは僕が色々質問して聞き出すまで、全く話してくれませんでした。
最初話しかけてくれたときからニコニコとしている人で、まさかそんな事情があるとは思いもしないような明るい人でした。
このあたりも、確かにたくさん工事はしていますが、畑や草むらの広がる、津波にのまれた土地とは思えないほど、のどかな所でした。
しかし、話を聞いて、だからこそ家も何もない、こんな景色になったんだとわかり、本当に見え方が変わりました。
よく見ると確かに草むらの中に線路の後もあり、ここに町が広がっていたことが想像できました。
何気無く休憩したこの土地が、たった三年半前にはそんな惨状だったと、教えてもらえるまで気付きませんでした。
きっと後何年かしたら、ここにもまた町ができるのでしょう。
そうして徐々に震災の記憶も薄れていってしまうのかもしれません。
僕が色々と聞いて、おっちゃんには嫌な記憶を甦らせてしまったことと思います。
記者でも何でもないのに、自分の興味からこんな話を聞き出して、後になって少し自責の念も湧いてきました。
でも、やっぱり震災のことを聞くのは大事なことだと思っています。いずれ薄れてしまうとしても、できる限り伝え聞かせていってもらいたいです。
嫌な顔一つせず質問に答えてくれたおっちゃん、ありがとう。

それからやっと河口付近にやってきました。
二階か三階くらいの高さまでキレイに盛られている土が道の脇にずっと続いていました。
その上には空中歩道のようなものが張り巡らされています。

後で教えてもらったのですが、これはベルトコンベアで、この近くの高台の山を削ってその土をこっちに運んで盛っていっているそうです。で、その高台に家を500件建てるそう。
今もまだ住む家を失くした人たちがたくさんいるわけなので、こうした急ピッチ建設作業が行われているようです。まだまだ復興作業が終わらないのだと思い知りました。

そこからちょっと行くと、奇跡の一本松がありました。

海岸線に広がっていた七万本もの松林。津波で壊滅し、本当に奇跡的にこの一本だけが立っていたというもの。
こうして、記念写真を撮る、ということにかなり違和感を覚えます。
まるで観光客。
近くにお店も並び始めていて、本当に観光地になりつつあります。
実際、この一本松はすごいし、写真に収めたいし、名所として活気付くのはとてもいいことだと思います。
でも奇跡の一本松はこちら!みたいな看板や、夜のライトアップもある、というその雰囲気で、ここを訪れる人たち、自分も含めて、被災地を浮かれた気持ちで歩いているように見えて嫌でした。
この惨事を残す場として、もう少し厳かな雰囲気にして欲しいと思いました。

それから、この陸前高田にある、和牛の小澤牧場さんに泊めていただいています!
またしてもお酒を交わしながら、色んな話を聞かせてもらいました。
それについては明日!
明日は、小澤さんにくっついてお手伝いをしてきます!
ということで馬たちはお休みです

おやすみなさい
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2014.09.27 Sat l 日本縦断 @東北 l コメント (8) トラックバック (0) l top

コメント

被災地では
きっといろいろなものを見て、聞いて、感じて、考えることになるでしょうね。どうぞ「ありのままを」伝えてください。みっちーとゆっきーはいろんな意味でスーパーホースになりそうですね。彼らに負けずにどうぞタフでいてください。
2014.09.28 Sun l よしだくみこ. URL l 編集
No title
いつも心配しながらブログ更新を待ち、
「無事でよかった」とホッとしていた毎日でしたが、
今日のブログは胸がつまって涙が出ました。

あの震災のあと、「私に何かできるか」を考え
自分の無力さだけを感じてしまい・・・

・・・ ・・・

山川さん、みっちー、ゆっきー
ありがとう!
2014.09.28 Sun l 心配性のオバサン. URL l 編集
Grreting from England
私のユニセフ時代の同僚のウィイリアム レダウェイさんからあなたに次のメッセージを投稿するように頼まれました。イギリスで馬と一緒に生活している友人です。もし翻訳が必要でしたらお知らせください。和気
'Dear Kohei
I was very moved to receive information about your ride from CuChullaine at the Long Riders Guild, and to learn that you had used a hi-viz jacket to travel safely through that long tunnel. Our traffic is so busy in England that I wore mine for the whole journey. I have been looking at the photographs on your blog which has been an emotional experience. I really did not know what I was setting off to do when I started my 4,400km journey round England last year and I guess that however well prepared you were when you set off there is so much that you can only struggle with and learn from when it actually happens.
I am asking my friend Kunio Waki to translate this message and send it on to you.
I wish you a safe and a wonderful remainder of your journey, and the strength to get through the tough times that surely come in one way or another.
Go gently and well.
Best wishes to you and to Michi Yanagi and Michi Yuki
William Reddaway
British Long Rider'
2014.09.28 Sun l William Reddaway. URL l 編集
No title
今日は残暑が厳しい日となりました。お馬さんはお休みでしたね。昨日のブログを拝読させていただき、その温かな交流に目頭があつくなりました。山川さんそしてゆっきーとみっちーはセラピスト様様です。これから先も一体どのくらいの人を癒してくれるのでしょうか?any way
旅の安全をお祈りしております。
2014.09.28 Sun l 美登里ママ. URL l 編集
伝言
聞いて伝える その役目を担われたのですね。
とても大切な役目です。
進路が 三陸の方に取られていましたから
きっと 感想があると待っておりました。
こころが 痛むでしょうが でも伝えることの
大切さを知って旅をつづけていると思っています。 
からだに気を付けて下さいネ。
2014.09.28 Sun l 野の花. URL l 編集
凄い人生勉強してるなー
いっぱい吸収してたくさんの人に伝えてください。
報道じゃなく、
実際に見たり聞いたりした人の口で伝え続けることが大切だと思う!

自信を持って進めーーー!!

ゆっきーの名前、間違ってました(笑)
ごめんなさい。
2014.09.28 Sun l 南部のおばちゃん. URL l 編集
頑張って!
先週ちょうど陸前高田にいました。一本松には胸が打たれました。草原だけになっている場所があまりに広くて愕然としました。山川さんのコメントの通りですね。
いろんなことを学びながら、そしてこのブログで率直な感想をそのまま発信して頂き、それを共有できたらいいなあと期待してます。
どうか頑張ってください!!
2014.09.28 Sun l たつお。. URL l 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014.09.29 Mon l . l 編集

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